つよ・まゆ・リュウのきょうもぽかぽか

土手出身のリュウとその家族のおとぼけな毎日

満月の星

本当に長いあいだ更新が滞ったまま、ついにこの日がきてしまいました。


20120715腹ばい笑顔


つよさんと私の大切な、かわいい愛しい宝物のリュウが、2017年6月9日の朝、亡くなりました。
ストロベリームーンと名のついた満月の日にお星さまになってしまった。
15歳と3ヶ月、我が家に来てからは丸9年でした。


本当は4月2日、3日と、つよさんの会社の社員旅行にリュウも連れてみんなで行く予定でした。
ところが前日の朝、リュウが変な倒れ方をしたので慌てて病院に連れて行ったところ、腎臓の数値があまりに高いということで、入院になってしまいました。


本当だったらリュウと行くはずだった温泉旅館。
着いてすぐのお薄とお菓子のおもてなしは、こちらのロビーで。


20170402犬宿


人間だけでも大満足のうえに、犬に対しての配慮も満載で犬グッズはお散歩バッグも含め完備されていました。


20170402-2.jpg


朝ごはんも豪華。


20170403.jpg


リュウと行きたかった。せめてリベンジしたかった。


その旅行の帰りに様子を見に病院に寄ったら、本当ならもう一日入院が必要なところだけれど、リュウはごはんを全然食べず、ストレスでかえってよろしくないということで、家に帰されてしまいました。それからしばらくは毎日通院して、点滴の代わりに皮下注射で補液をしてもらっていました。

病院にカートで行ったりもしたね。


20170420カート



リュウはもう、だんだん赤ちゃんみたいになってきて、ただひたすらかわいかった。


20170424抱っこ


倒れて約2ヶ月が経過した6月6日の朝、ひどい痙攣の発作が起き慌てて近所の救急病院に駆け込みました。
本当はいつもの病院に行きたかったけれど、時間外だったし少し離れた場所にあるので、選択の余地はありませんでした。

検査の結果を聞いて一旦家に帰り、夕方また様子を見に行くと、リュウは発作止めの処置をしてもらって、眠くなる薬で眠っていました。
翌日の面会のときには容態が少し落ち着いていて、このまま目が覚めたときに発作などがなく、安定していたら退院できると言われ希望を感じました。その日はまだ薬が効いていて意識は朦朧としていると言われたけれど、リュウに声をかけたら起き上がろうとするかのように脚をバタバタさせていました。きっと私だってわかったのだと思います。


次の日、今日は退院できるだろうかと思いながら面会に行くと、肝臓の数値が悪くなっていて貧血もあるので、もしかしたら輸血しなければならないかもしれないと言われました。やはりリュウは意識がなく眠っていたのだけれど、「リュウ、目えめが覚めたらお水ごっくん、ごはんごっくんだよ。そうしたらお家に帰れるからね。みんなで待っているからね」と言うと、目をパチっと開けたんです。しばらくクリクリとした目を開けて私の言葉を聞いているように見えました。


その翌日、その日はどうしても山梨に行かねばならない用事があり、仕事を休んだつよさんにリュウの面会をお願いしていました。もし面会時間ギリギリ間に合うようであれば、私も一緒に行くつもりで帰りの電車の時間を調べたりして算段していました。
その最中に電話があり、もう、番号を見て病院だとわかった瞬間に私は悟っていました。

「リュウちゃん、さきほど亡くなりました」

もう、頭のなかが真っ白で何も考えられなかった。
つよさんに連絡をして、お迎えに行ってとお願いするのがやっとでした。

しばらくしてつよさんからLINEが入りました。

「安らかに眠っています」


20170609眠るリュウ


本当に眠っているようにしか見えないね。
用事が済んで家に帰ってようやくリュウと会えたときにも、眠っているとしか思えなかった。
でもリュウに「リュウ、お帰り。やっとお家に帰ってきたね」と言ったけれど、リュウは眠ったままでした。


リュウを引き取ったときにはリュウのことが最優先でした。でもリュウは要求を全くしない犬だったので、いつの間にかそんなリュウに甘えて、待たせたり我慢させたりすることも増えていたなと思います。
そんな至らない飼い主の私たちは、リュウからはもらうことばかりでした。介護の状態になってすら、もらうことばかりでした。


私のスマホの中はほとんどリュウの写真ばかりです。つよさんと思い出話をしながらその写真たちを見ていたら、リュウの笑顔がたくさん出てきました。私たちと一緒にいて、少しは幸せを感じてくれていたのかな。


20141003眩しい笑顔


まだ亡くなる前、以前からリュウに会いたいと言ってくれていた友人が、リュウのお見舞いに行きたいと申し出てくださいました。

「リュウは俺にワンコ達が笑顔になるということを教えてくれたのです。
教えて貰ってからはワンコの見え方が大きく変わったのです。
お散歩している嬉しそうな笑顔のワンコと目が合うと、つられて笑顔になってしまうようになりました。
その時はいつもリュウの笑顔を思い出しています。
だから、俺はリュウにお礼をしたいのです。」


リュウはよく笑う犬でした。笑うだけでなく表情が豊かで、ムッとした顔もかわいいものでした。私たち家族だけでなく、ひとりでもリュウからそんなことを感じてくださった方がいるのは、リュウにとっても私たちにとっても浮かばれる気持ちです。


リュウは亡くなる少し前に発作を起こし、落ち着いてしばらくして眠るように息を引き取ったと聞きました。腎臓の病気は最期が苦しいらしいのですが、苦しまずに済んだのは救いでした。
本当なら家に帰らせて私の腕の中で看取ってあげたかった。でももしかしたらリュウは、苦しむ姿を私たちに見せたくなかったのかもしれません。何となくそんな気がしました。最後の最後まで優しい犬でした。


荼毘に伏すまでのあいだ、ときどきリュウの顔に頬を寄せて話しかけたりしていました。
顔が少しでも近づくと必ずベロちゅーしてきてうざかったけど、今はそれが恋しいです。とてもとても。
目を閉じたままのリュウを眺めながら、リュウに言いました。


リュウのピンと立った大きな耳が大好き。

リュウのデコッパチが大好き。

リュウのくるりん、くるりんとする目が大好き。
二重に見えて、ホクロがチャームポイントだね。

リュウのちょっと大きめサイズの鼻先が大好き。

長くてクネクネする胴体も大好き。
合うサイズの洋服探しにちょっと苦労したけど。

スラッとして靴下をはいたような模様の脚が大好き。

先っぽが白くて灯りをともしたような、垂らすとキツネみたいな差尾が大好き。

リュウのとっても細くて柔らかく手触りのいい毛が大好き。


明日はもう全て見たり触ったりすることができなくなってしまう。リュウの表情の豊かさや仕草や癖も、もう見ることはないのだ。そう思うと胸が張り裂けそうなほど寂しく悲しかった。自分がどれほどリュウが大好きで愛していたのか改めてわかりました。


6月11日の夕方、リュウの大好きだった草むらの近くでお弔いをしました。


リュウのお骨と一緒に、草むらから、リュウがうちに来た日に初めてのお散歩で行った中央公園まで、懐かしい遊歩道や広場や公園を通って行きました。

不思議なことにその道すがら、引っ越す前に仲良くしていたお友達と次々に遭遇しました。引っ越してからは近くまでお散歩に来ても全然会うことはなかったのに。リュウが呼んだのかな。
中央公園では懐かしいトロイくんにも会って、ママさんとしばらく立ち話をしました。
今の家に引っ越してからは、これといったお友達がいなかったので、リュウは少し寂しかったのだと思います。
最後に仲良しのお友達に会えてよかった。

中央公園から前に住んでいたマンションまで行って、次は反対方面の公園へ。途中、リュウが好きだった駐車場も通りました。リュウと歩いた道をそのまま辿ったから、かなり遠回りをしたけれど、懐かしい場所は全部めぐりました。

途中でポツポツと雨が降ってきたのは涙雨ですね、きっと。


もうリュウと一緒にお散歩することはないんだと思うと、なんだか不思議で、悲しくて寂しくて、
でもその反面、容れ物の身体はなくなってしまったけれど魂は永遠だし、きっとリュウの魂とは繋がっているから、またいつかどこかで会えるとも思っています。


贈っていただいたお花たち。


20170611お花たち

20170612お花


こんなカードを作ってくださいました。


20170611リュウのカード


リュウの場所はもうあのクッションではないのよ。


20170613リュウの場所



リュウは私たち夫婦にとって最高の犬でした。
リュウが我が家に来た日から、毎日抱きしめながら「リュウはかわいいくて賢くて、性格がよくて最高の犬だね。大好きだよ。愛してるよ。リュウ、うちの子になってくれてありがとうね」と欠かさず言い続けてきました。飼い主としてダメなところばかりだったけれど、それを伝えてきた毎日があったことは心の慰みになりました。


9年間、リュウを最優先にできないこともたくさんあってごめんね。でもだからこそ、これからはリュウが浮かばれる生き方を選んでいきます。

リュウ、本当にありがとう。
あなたと一緒にいられた毎日は豊かで幸せでした。
いつかまた、きっと会おうね。約束だよ。


これからもずっとリュウは私たちの心のなかで生き続けます。


20140603上を向いて歩こう





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  1. 2017/06/13(火) 23:43:02|
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コメント

可愛いリュウ君

まゆさん、お久しぶりです。
リュウ君、お空へ行ってしまったんですね。
リュウ君は小さな頃から苦労していたけど、つよさん、まゆさんの子供になっていつも笑顔でしたね。
随分前、まゆさんからリュウ君の写真を頂いて、私の仕事場のデスクに貼ってあるんです。
その写真も草原でニコッと笑うリュウ君です。
仕事しながらリュウ君、元気かな?って時々思ってました。
年を取ったリュウ君もとても可愛いです。
リュウ君は天使になってしまったけど、心の中に居ていつも一緒ですもんね。
うちのパルも意識が朦朧としてた時、声を掛けたら目を開けて反応してくれました。
リュウ君も同じですね。
どんなに尽くしても後悔してしまいますが、絶対にリュウ君は幸せでしたよ。
つよさんとまゆさんの子供になって幸せに包まれて天国へ旅立ちました。
リュウ君、良く頑張ったね。
あなたの笑顔忘れません。
合掌
  1. 2017/06/14(水) 22:41:39 |
  2. URL |
  3. パルママ #-
  4. [ 編集]

お悔やみ申し上げます

心からお悔やみ申し上げます。悲しみの中、ブログを更新して下さり、リュウ君の最後の日々をシェアしていただき、ありがとうございました。

本当にリュウ君はハンサムで優しくて賢くて可愛くて最高の犬でしたね。ハハ様のブログで私も一目惚れし、どんなに自分が西日本にいることを残念に思ったか。でも、つよさんとまゆさんのうちの子になれたことは、リュウ君にとっては最高のチョイスでした。なんて明るい笑顔でしょう!

歳をとって顔がすっかり白くなったリュウ君も、子犬のような可愛さです。リュウ君は、十分に幸せに生き、幸せに亡くなったと思います。私の愛犬も12歳ですが、つよさんまゆさんのように大切にし、介護してやりたいと思っています(今はまだ元気ですが)。

お二人のお気持ちが少しずつでも癒えることを心からお祈りしています。
  1. 2017/06/15(木) 00:21:37 |
  2. URL |
  3. akiko #psOXIBDc
  4. [ 編集]

Re: 可愛いリュウ君

パルママさん、本当にお久しぶりです。いつもいつもリュウを気にかけてくださって、ときどきコメントもいただいていましたね。
私のキャパ不足や体調不良が重なってブログを更新できなくなり、元気になってからもそのままにしてしまってごめんなさい。
スマホに替えてから、簡単に投稿ができるfacebookにリュウの写真を載せていて、リュウはそちらでもずいぶん多勢の方々に可愛がっていただきました。
今日もつよさんと「リュウは散歩っていうだけで喜んでいたね」という話になりました。お外が大好きで走るのが大好きで、もうそれだけでリュウはニコニコと笑っていました。本当に可愛い我が子でした。
パルママさんのデスクにまだリュウの写真があるなんて、とても嬉しい気持ちです。リュウもきっと喜んでいると思います。
実は昨日、リュウからメッセージがありました。今、取り掛かっている仕事を応援していると。それから自分を責めないでって。最後にありがとうと言われました。姿は見えないけれど、いつも近くで見守ってくれているのかなと思うと、元気に人生を謳歌しようと思えました。
もう二度と見ることはないリュウの笑顔ですが、私たちだけでなく忘れずにいてくださる方がいるなんて、リュウは幸せ者だと思います。本当に今まで可愛がってくださってありがとうございました。
  1. 2017/06/17(土) 02:02:34 |
  2. URL |
  3. つよ・まゆ・リュウ #-
  4. [ 編集]

Re: お悔やみ申し上げます

akikoさん、こんなに時間が経っているのに、リュウのことを忘れずにいてくださってありがとうございます。
私が至らず、ブログを中途半端なままにしてしまっていたのに、それでもこうしてご覧になりにきてくださって、感謝の気持ちでいっぱいです。ずっとリュウのことをブログで伝え続けられなくてごめんなさい。

リュウは本当に申し分のない最高の犬でした。703号室のハハさまにとって特別な犬でもあったのに、それを私たちに託してくださったことに感謝のしようもないほどです。それなのに兄弟の誰よりも早く死なせてしまって、ハハさまにもリュウにも本当に申し訳ない気持ちです。

今度の日曜日につよさんとリュウとよく行った公園で、リュウを偲ぶ会をしようと話しています。このブログにも供養を兼ねて思い出を綴ったり、そんなことをしながら、少しずつ時間がこの悲しみや寂しさを癒してくれるのかな、と思っています。でもまだ、ふとリュウがいるような感覚があって、混乱したりもしていますが。

akikoさんのわんちゃん、まだ12歳でお元気とのこと、犬の時間は本当に短いと実感しましたので、どうぞ今一緒にいる時間を大切になさってください。ずっとずっと元気に長生きするようお祈りしています!

リュウのことを長きに渡って気にかけ、可愛がってくださってありがとうございました。

  1. 2017/06/17(土) 02:20:43 |
  2. URL |
  3. つよ・まゆ・リュウ #-
  4. [ 編集]

ずっとずっと気になっていました。
どうしたんだろう?とパソコンを開くたびにブログをチェックしていたのです。でもずっと更新されないままでした。
実は当時、りゅう君の里親を希望しましたが、既に決まってしまいました!と連絡頂いたんです。それからずっと気になっていたのです。
りゅう君、お空にいったのですね。
ごくろうさまでした。 ゆっくり休んでください。
まゆさん、つよさん優しい家族に包まれてりゅう君は幸せだったでしょうね。
目を閉じれば君がいる。心の中で生きている。。。
  1. 2017/08/11(金) 22:50:39 |
  2. URL |
  3. k #yl2HcnkM
  4. [ 編集]

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