長いお留守番の日まゆです。こんにちは。
「おはよございます」

リュウ、おはよう!お散歩に行こう!
リュウは、お散歩と聞くと、すぐにキョロキョロとあたりを探し始めました。
以前でしたら、ここでボールをくわえてきたのですが、最近は骨型ガムをくわえてきます。

リュウ、ガムを持ってお散歩は行けないよ。
置いていきなさい、と言われて渋々ガムを置いたリュウなのでした。
今日は遊歩道に向かって歩き始めたものの、また畑のあいだの道で曲がってしまいました。

じゃあ、今日は大きい公園へ行くのね。

途中でどうしても畑に入りたがって仕方ありません。
リュウは畑が好きなようです。

さてさて、畑のあいだの道をどんどん歩いて、またあと100メートルくらいで大きい公園、というところまで来ました。
そのちょっと手前でうんぴーを済ませたリュウ。
なんか、顔が不機嫌になってる?

と思っていたら、突然立ち止まったので、振り返ってみたらこんな顔になっていました。

あ、嫌なのね。大きい公園は行かなくていいの?
あとちょっとなのにねぇ。なんでだろ?
でも、まあいいや。リュウが嫌なら帰ろうか。
そう言うと、リュウは大喜びではしゃぎ始めました。

すっかりご機嫌が戻ったリュウ。
やっぱり畑に入りたがっていました。

ここの畑、きれいに耕されていて畝も作られていて、これから何が植えられるのでしょう。
ちょっと楽しみだね。
帰り道、お友達に会いました。
それにしても、リュウはご挨拶が上手になったね。

そのすぐ先で、今度はコナツちゃんに会いました。
コナツちゃん、大喜びでリュウめがけてすっとんできて・・・
タックルしていました。

でも、リュウもコナツちゃんのことは大好きなので、全然平気で動じていません。
他のわんこだったら、恐れおののいているところなのですが。
でも、さすがのリュウも、コナツちゃんが飛びついてきたのにはびっくりしたようです。
「リュウくん!」「わおっ!」

コナツちゃんのパパさんに撫でてもらいました。

コナツちゃんと別れて、いつもと違う道から家へ帰りました。
ほんのちょっとコースが違うだけでも、リュウは楽しいようです。
「ちがうところを歩くの、たのしいよ!」

そうだよねー。いつも同じところだと、飽きちゃうもうんねー。
駐車場を通りかかると、つよさんのバイクがまだありました。
玄関をあけたところで、ちょうど出掛けるつよさんが靴を履いているところでした。

「リュウ、行ってくるよ〜」「いってらっしゃい!」

道で会うと追いかけるくせに、ここで会っても追いかけないのね・・・
リュウは帰ってくるといつもの通り、床に寝そべっていました。

リュウ、と声を掛けると、こんな顔で見上げます。

今日は恒例の海岸オフィスに行く日です。
そして、そのあと、伯父が亡くなったのでお通夜へ行く予定にしていました。
こんな日に限って、つよさんは夜も仕事で帰ってこないと言うし、できるだけ早く帰ってくるけれど、リュウにはいつもより長いお留守番をしてもらわなければいけません。
ごめんね、リュウ。
しかも、出掛ける前に小さいお散歩をしようと思っていたのに、雨まで降ってきてしまいました。
小さいお散歩は諦めて、帰ってきたらゆっくりお散歩するからね。
いつもより、ちょっと長いお留守番だけれど、待っていてね。
「うん・・・わかったよ」

わかってくれたリュウなのでしたが、私が支度を始めると、とたんに淋しい顔になってしまいました。

ところが、私がワンピースに着替えると、とたんにこんな表情に。
「まゆさん、かわいいです〜!」

ホントかいな。
それにしても、リュウはおしゃれをしているところを見ると、いつもそういう顔になるよね。
おしゃれが好きなの?
髪を束ねて、鏡の前へ行ってチェックをして、リュウに「どうかな?」と尋ねてみました。
鏡を覗いている私をずっと見ていたリュウ、
「いいんじゃない?」

そう、リュウがいいっていうなら、これでいくわ。
ところで、さ。今日は長いお留守番だから、長く楽しめるおやつをあげようと思うんだけど。
ほら、これ。馬のアキレス腱。

「うまそうですー!」

洒落を言いながら、喜んでかじりついたリュウだったのですが、すぐにクッションの上に置いてしまいました。
あれ?お気に召さなかった?

アボカドクッキーをふたつほど追加であげると、そちらはバリバリと食べてしまいました。
いよいよ出掛ける段になると、リュウの顔はますます淋しげに。

ああ、もう、この瞬間が一番嫌いかもしれません!
夕方、つよさんから、一旦家に帰って来られたから、リュウの面倒は見ておいたよ、と連絡がありました。
つよさん、毎日のお散歩を引き受けてくれるわけではないのですが、ここっていうときには必ずいい仕事をしてくれます。今日もありがとう〜!助かったよ!
お陰で、伯父のお通夜のあとで、食事の席を用意されていたのですが、ゆっくり過ごすことができました。
それにしても、伯父がずっと自衛隊の軍楽隊の指揮をしていたのは知っていましたが、その前にNHK交響楽団にいたこととか、今の天皇陛下のご成婚のときや、東京オリンピックのときに指揮をしたというのは初耳でした。
もっと伯父さんと話がしたかったな・・・でも、今更叶わぬことになってしまいました。
伯父が家で療養していると聞いていたので、一度はお見舞いに行こうと思っていたのに、忙しがってばかりいて、結局行かずじまい。でも、ちらっとでも心を掠めたことは、これからはちゃんと実現させよう。面倒なことや大変なこともあるけれど、たぶんその向こう側には、思ってもみないことが用意されているって、そんな気がしました。
帰ってくると、リュウは大人しくクッションの上で待っていたようでした。
リビングのドアのところまで駆け寄ってきて、お出迎えしてくれました。
雨がいっぱい降ってきちゃったから、つよさんにお散歩行ってもらえてよかったね!
リュウは聞いているのか、いないのか、出るときにあげたまま、かじりもしないでクッションの上に転がしてあったらしい馬のアキレス腱を、いきなりかじり始めました。

手で上手に持って、奥歯でガジガジ、ガジガジとかじっています。

骨型ガムもかじらないし、このアキレス腱をあげたときにも放り投げていたから、硬いものをかじるのは、それほど好きではないのかと思っていたのですが・・・
なに、かじるんじゃん。
それも上手にかじるんじゃん。
しばらくかじって、あごが疲れたのか、今度は本当に投げ出していました。

リュウは、帰ってきて荷物の整理をしたり、今日やり残していたことをやっている私を、じっと横で見上げていました。

今日はリュウと私とふたりだけ。静かな夜だね。
「さあ、そろそろ寝ようか」と言うと、リュウも静かに立ち上がって、奥の寝室に入っていきました。
- 2008/09/04(木) 23:56:23|
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